君はどの大学を選ぶべきか[電子版]2026年度版

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す。しかし、いつでも、どこでも、どのような方法でも学習できるということは、モチベーションを維持しなければ学習できないことにもつながります。そのため、通信教育では特にきちんとした計画性、強い意思が必要です。4つの履修方法誰でも入学できる場合とがあります。❹特修生(科目等履修生)一部の大学・短大では、大学入学資格を持たない人のために、⑴認定試験合格、⑵所定の単位修得、⑶所定の単位修得と認定試験合格、などの条件によって正科生1年次に入学できるコースを設けています。また、特修生として修得した単位を、卒業所要単位として認定する大学・短大もあります。学ぶ目的や動機、入学資格などによって、大学通信教育には次の履修方法があります。入学から卒業まで❶正科生(正規の課程)大学・短大の卒業を目指す正規の課程です。所定の教育課程によって卒業要件を満たせば、大学・短大を卒業できます。入学には大学入学資格(高等学校を卒業していることなど)が必要です。❷聴講生(科目等履修生)すでに取得している教員免許状を上級免許状にする、他教科の免許状を必要とする、前学での教職課程の未修得科目を修得するなどの場合は、聴講生(科目等履修生)として必要な教職課程の科目、単位を修得することができます。ただし、大学・短大を卒業していない人は、正科生として入学し、教職課程を履修して卒業を目指す必要があります。❸科目別履修(科目等履修生)通信教育課程で開設している科目から、自由に一部の科目を選択して学ぶ方法です。職業上の知識や教養のために学ぶのに利用されます。大学・短大によって、大学入学資格を有していることを受講資格としている場合と、満18歳以上であれば■入学正科生として入学する場合、大学入学資格が必要です。入学の時期は、多くの大学・短大で毎年4月(前期生)か10月(後期生)としています。これは、自分が思い立ったときから学習が始められるという利点です。入学選考では筆記試験による入学試験はなく、原則として書類選考で入学の可否が決定します。そのため、入学志願書に、最終学歴の成績・卒業証明書(高等学校の場合は調査書)などを添えて出願します。一部の大学・短大では「志望理由書」などを提出させる場合もあります。■編入学・再入学・転入学高等専門学校の卒業者は大学・短大に、短大の卒業者は大学に編入学することができます。専修学校の専門課程(修業年限が2年以上で、課程の修了に必要な総授業時数が1,700時間以上であることが必要)の修了者も大学・短大に編入できます。また、短大641通信教育卒業総合面接試問卒業論文(単位修得)単位修得試験リポート合格リポート提出・添削(リポート作成)印刷教材等による学習面接授業(スクーリング)メディアを利用して行う授業・通信教育の流れ(正科生の場合)教材配本履修申請入学書類選考入学志願書提出


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