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●栄養系栄養士(A)……栄養指導などを行う専門家栄養教諭(A)……小・中・高等学校において食に関する指導と学校給食の管理を行う。基礎資格として栄養士免許が必要(「栄養士」欄に★印で併記)管理栄養士(B)……保健所、行政機関、病院、学校などで、健康づくりや栄養の指導、給食管理などを行う。大学など4年制の管理栄養士養成施設以外は、栄養士の免許取得後、実務経験が必要食品衛生管理者(任用資格)A)……食品または添加物の製造加工の過程で、食品衛生法および関連法規などに対して違反が行われないように監督を行う※任用資格は、特定の職業などに採用されてはじめて生かせる資格●福祉系介護福祉士(B)……日常生活を送るのに不自由な人の介護や介護者の指導にあたる。2027年度以降に養成施設を卒業した者は、国家試験の受験が必須。2026年度までの卒業者は直近の制度変更による経過措置が設けられており、無試験で資格を取得できるが、5年以内の国家試験合格、または5年間介護業務に従事する必要がある社会福祉士(B)……身体や精神に障害があるために日常生活に支障をきたす人に対して、福祉に関する相談や助言、指導、援助を行う。活躍の場は老人福祉施設や都道府県庁、病院など精神保健福祉士(B)……医療従事者によるケアの後、精神疾患者が社会復帰できるように援助する●理工学系測量士補(A)……測量に従事する専門職。取得後、実務経験により測量士の資格が得られる建築士(B)……2020年より一級は大学卒業直後に受験可能になった。国家試験に合格した上で、大学卒業後の実務経験が合計2年以上あれば一級建築士として免許登録ができる。二級・木造は合格後の実務経験は不要(表中では一級・二級・木造の区分は省略)技術士・技術士補(C)……科学技術に関する高度な知識と応用力を備えた技術者を認定する国家資格。機械部門、農業部門、生物工学部門、環境部門など約20の技術部門があり、国家試験は部門ごとに実施される。定められた教育課程を修了した者は一次試験が免除され、技術士補の資格を得られる(登録が必要)。その後、実務経験を経て、二次試験に合格すれば技術士の国家資格を取得できる※本表では、技術士・技術士補の資格取得を視野に入れたカリキュラムがある大学を掲載●農学系獣医師〈6年制課程〉B)……人間の生活や暮らしに密着した伴侶動物(ペット)や産業動物、野生動物などに関する高度な知識・技術を持つ専門家。各動物の疾病の診断・治療・予防などの動物医療に携わる愛玩動物看護師(B)……2023年より国家資格。獣医師の診療サポートや入院動物の世話、飼い主の心のケアや適切なアドバイスなどを行う【表の見方】▶本表は、特定の学科(課程)を修めることにより、卒業時に得られる代表的な国家資格(または国家試験受験資格)を、本書掲載大学別に一覧にまとめたものです。該当する学部のみを掲載しているため、大学によっては一部の学部・学科が省略されている場合があります。なお、原則として上記の資格を取得できる学部を持たない大学、通信教育課程および二部(夜間部)は省略しています。▶表では、受験資格は(受)、任用資格は(任)と示しています。▶*の注釈は、取得できる学科名(専攻名等)です。▶「中・高教諭」欄の△は高等学校教諭免許状のみ取得できることを示します。▶「栄養士」欄の★印は、栄養教諭課程を設置していることを示します。▶「登録日本語教員」は、経過措置対象課程や、認可申請中(予定)の大学を含みます。▶本表は2025年1月現在のアンケートおよび大学資料に基づき作成しています(一部、2026年度予定を含む)。2025年4月開設の新設大学・学部・学科等に関しては、設置講座(課程)の認可申請や履修年次の関係で掲載されていないものもあります。「認可申請中」とあるのは2025年1月現在のことです。資格によっては、認可見込みを含む場合もあります。▶当該学部で取得できる資格の国家試験合格後に、申請によって取得できる資格については、表中では省略している場合があります。本表のほかに取得できる資格がある場合もあります。学校紹介ページと合わせてご覧ください。また、詳細は必ず各大学の学校案内などでご確認ください。725