>> P.70
大学改革最前線日本女子大学日本女子大学は、1901(明治34)年、20世紀の初頭に、「女子を人として教育する」ことを第一の目標にかかげ、女子教育の先覚者・成瀬仁蔵によって創立されました。以来、女子高等教育のパイオニアとして、多くのすぐれた女性を世に送り出し、2021年に創立120周年を迎えました。教育理念の集大成である「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」の三綱領は、いまも受け継がれており、在学生や卒業生の心の支えになっています。現在は、家政学部・文学部・人間社会学部・理学部に加えて、2023年度に国際文化学部、2024年度に建築デザイン学部、2025年度に食科学部を開設し、7学部16学科を擁する女子の総合大学です。2026年度には、文学部の日本文学科を日本語日本文学科に、史学科を歴史文化学科にそれぞれ学科名称を変更する予定です。続いて2027年4月には経済学部(仮称)の設置を構想中*です。実現すれば、8学部16学科が、JR山手線内という都心にありながら緑豊かな創立の地・目白キャンパスの1キャンパスで、学科の枠を超えて学ぶことができる文理融合の多様な教育をより一層推進することになります。日本女子大学は、幼稚園から大学院までの一貫教育、さらに卒業生以外にも門戸を開くリカレント教育など、誰もが生涯を通じて学び、成長し続ける社会を創るための機会を提供しています。これからも社会の持続的発展に寄与できる女性の活躍を推進します。2021年の創立120周年を機に、文理融合の多様な教育を推進するため、学部改編や学科名称の変更を重ねています。2027年4月、家政学部家政経済学科を基礎とし、経済学および経営学について理論から応用、実践まで、幅広く体系的に学ぶ経済学部経済学科(仮称)の設置を構想中*です。文理融合の教育を推進する8学部の女子総合大学へ新しい明日を共に創る人材に2021年に創立120周年を迎えた女子高等教育のパイオニア経済学部(仮称)の設置を構想中*2027年、8学部16学科の総合大学へ私立女子大学で唯一の理学部。学部開設30周年を機に、実態に合わせて数物情報科学科、化学生命科学科に。2022年、理学部の学科名称を変更海外留学や国内研修などの「脱教室・脱キャンパス型」の新しいカリキュラムで「越境力」を育む。2023年、国際文化学部を開設人文、理工、芸術を融合した「住まう」視点を根底に置いた「建築デザイン」を学ぶ。2024年、建築デザイン学部を開設科学的視点で幅広く「食」を学ぶ。「食」のプロをめざす食科学科と、管理栄養士をめざす栄養学科で構成する。2025年、食科学部を開設日本文学科は文学だけでなく言葉そのものや教え方も学んでおり日本語日本文学科に、史学科は歴史だけでなく人の心の表れである「文化」についても学んでおり歴史文化学科に、それぞれ名称を変更する予定であり、その学びをさらに深化させる。名称を変更しない英文学科は、「英語」を通して英語圏の人の心について学ぶ。2026年、文学部2学科の名称を変更予定経済学および経営学について理論から応用、実践まで、幅広く体系的に学ぶ経済学部(仮称)の設置を構想中*。*本計画は構想中であり、内容は変更となる場合があります。2027年、経済学部(仮称)設置を構想中*