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大学改革最前線東京都市大学理工系を軸とする総合大学の伝統校として95年以上の歴史を刻んできた東京都市大学。1929年に工学教育の理想を掲げる学生たちが中心なって前身となる武蔵工業大学を創立して以来、根幹となる先進の工学技術、情報工学、建築分野から、情報系やデータサイエンス、幼児教育、都市環境など時代に呼応し進化し続けています。現在は、約7,350人の大学生と約870人の大学院生が世田谷と横浜のキャンパスで学んでいます。11万人以上の卒業生を輩出し、「就職に強い」大学として、実就職率ランキング*では常に上位にランクイン。また、東急グループに属する大学であることから、企業に選ばれる高い研究力があることも魅力の一つです。*実就職率(%)就職者数+〔卒業(修了)者数-大学院進学者数〕×100で算出したデータ。理工系を軸とする総合大学の伝統校2023年4月、デザイン・データ科学部を新設デザイン・データ科学部(入学定員100人)では、データサイエンスを活かした分析力と創造力をかけ合わせた課題解決力を養います。1つの研究室やゼミに所属し続けるのではなく、多様な各種プロジェクトへの参画を通じて研究活動を進めていきます。同学科で学ぶ学生全員が「東京都市大学留学プログラム」に参加し国際力を磨きます。入学後、100日間の準備学習期間を経て、4ヶ月間のオーストラリア留学に挑戦しています。2026年4月には、横浜キャンパスに新棟が建設され、さらなる学修空間が拡がることでしょう。2023年度理系学部生の大学院進学率は36.3%。文理融合系学部と合算すると25.2%の進学率で、東京都市大学で学ぶ学部生にとって、大学院進学は主要な進路の一つとなっています。特に理工学部電気電子通信工学科では女子学生の7割以上が、理工学部医用工学科や建築都市デザイン学部建築学科では女子学生の約6割が大学院に進学しています。東京都市大学NEWS(旧武蔵工業大学)2023年4月、横浜キャンパスにデザイン・データ科学部を新設大学院進学も主要な進路選択に。理系学部の大学院進学率36.3%