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実就職率特集大学生の就職状況は…2023年春に卒業した大学生の実就職率は、87.5%でした。コロナ禍の影響で下がった実就職率は、上向いています。企業の採用意欲は高く、大学生の売り手市場が続いていることに加え、コロナ禍で採用が抑えられていた航空や旅行業などの就職状況が回復していることが要因です。もちろん、就職状況が回復しても大学による就職支援は欠かせず、その内容が就職状況に大きな影響を与えます。ここでは、直近の大学の実就職率について、大学の規模別に掲載しました。大学選びの参考にしてください。表の見方表は各大学の発表による2023年の就職状況。実就職率(%)は、就職者数÷〔卒業生(修了者)数-大学院進学者数〕×100で算出。大学院への進学者数が未集計の大学は、実際の実就職率が掲載している率より高いことがある。文部科学省では、就職率を「就職希望者に占める就職者の割合」で算出することを推奨しているため、各大学が公表している就職率と異なる場合がある。データに一部の学部・研究科を含まない場合がある。学部系統別は、系統別に学部実就職率上位校を掲載した。卒業生が80人未満の小規模な学部、通信教育学部、二部・夜間主コースのみのデータは掲載していない。各系統は、主に学部名称により分類したため、学科構成や教育の内容が似ていても掲載していないものがある。データを未回答、または未集計の大学は掲載していない。同率で順位が異なるのは、小数点2桁以下の差による。設置の※印は国立、◎印は私立、無印は公立。大学名横の*印はデータに大学院修了者を含んでいることを表す。所在地は大学本部の所在地で学部の所在地と異なることがある。卒業生数1,000人以上全国の工科系大学が上位を占める中、複数の女子大学がランクイン。このランキングの特徴は、東日本2位の芝浦工業大学、6位の千葉工業大学、8位の東京都市大学、10位の神奈川工科大学、西日本1位の愛知工業大学、3位の大阪工業大学、4位の金沢工業大学、5位の名古屋工業大学、10位の広島工業大学と、全国の工科系大学が数多くランクインしていることです。実就職率は“理高文低”(理系が高く文系が低い)の傾向にあり、理工系学部の就職は好調です。規模の大きい総合大学は多様な学部学科の実績が合算されるため、実就職率が低くなりやすい傾向があります。そんな中でも国公立では横浜市立大学、群馬大学、福井大学、私立では名城大学などがランクインしました。また、女子大では東京家政大学、実践女子大学、昭和女子大学、椙山女学園大学が上位に来ています。東日本大学名国際医療福祉大学芝浦工業大学*東京家政大学実践女子大学昭和女子大学千葉工業大学*横浜市立大学*東京都市大学*群馬大学*神奈川工科大学*設置◎◎◎◎◎◎◎※◎順位12345678910142西日本実就職率(%)96.196.095.094.794.694.594.193.793.593.4順位12345678910設置◎※◎◎※◎※◎※◎大学名愛知工業大学*福井大学*大阪工業大学*金沢工業大学*名古屋工業大学*名城大学三重大学*椙山女学園大学鳥取大学*広島工業大学*所在地愛知福井大阪石川愛知愛知三重愛知鳥取広島実就職率(%)98.698.498.197.496.495.894.894.694.594.4所在地栃木東京東京東京東京千葉神奈川東京群馬神奈川