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―学生のお二人がこの学部を選んだ理由から聞かせてください。岩崎私は小学生の頃から、将来は文具メーカーで商品開発職に就き、画期的なアイデアによって商品の付加成城大学価値を高めたいという目標がありました。新しい価値の創造や普及のプロセスを学べるこの学部には、自然と興味や期待が高まりましたし、コンパクトなキャンパスでの少人数教育も魅力的でした。また、“店舗で一番売りたい商品は来店客の目線の高さに陳列する”といった、消費者心理を利用した手法にも興味があり、心理学を学べるカリキュラムにも惹かれました。学生の内なるイノベーションが社会の課題解決と新たな価値創出の起点となる社会イノベーション学部政策イノベーション学科/心理社会学科成城大学社会イノベーション学部は、政策イノベーション学科と心理社会学科の2学科体制。課題志向型のカリキュラムを編成した先駆けであり、日本で初めて「イノベーション」を学部名称に採用した学部として2005年に誕生しました。「政策」「戦略」「心理」「社会」の4領域を横断的に学習し、イノベーションの創造プロセスと普及プロセスについて理解を深めていける同学部。遠藤健哉学部長と、遠藤ゼミに所属する2名の学生に、学部の魅力や学びの成果のほか、2025年の創設20周年に向けた取り組みを伺いました。“文理”を問わず多角的・横断的に学べる環境T.EndoK.UmetsuR.Iwasaki