君はどの大学を選ぶべきか[電子版]2025年度版

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武蔵大学大学改革最前線武蔵大学は、日本初の私立七年制高校である旧制武蔵高等学校をルーツとし、創立時から「ゼミ(ゼミナール)」を中心とした「自ら調べ、自ら考える」力を養う徹底した少人数教育を行っています。また国際化への対応として、学力や興味に合わせて外国語学習やグローバル体験ができる環境を推進。2022年4月には国際教養学部を開設し、地球規模の課題解決に貢献できるグローバルリーダーの養成に力を注いでいます。ゼミとは、学生が主体となって調査や発表、討論を繰り返しながら少人数で学ぶ授業です。「自ら調べ、自ら考える」というプロセスはもちろん、各自が専門知を追求しながら仲間と議論を繰り返すことで、他者とともに課題を解決へと導く力を身につけていきます。武蔵大学では1年次より4年間、全ての学生がゼミや少人数形式の授業を履修します。平均13名の少人数で開講されるゼミは、毎年約400種類。教員や仲間との距離が近く、目標に向かって切磋琢磨する環境が学生の意識を高め、自主性や実践力、課題解決力などを養います。また、経済学部の「ゼミナール対抗研究発表大会」をはじめ、研究成果を発表する場を各学部に用意しています。さらに、ゼミ教育の発展型である「学部横断型ゼミナール・プロジェクト」では、他学部の学生とひとつのチームをつくり、企業からの課題に取り組みます。自己管理力やチームワーク、リーダーシップを育成するほか、それぞれの学部の専門性を共有して協働することで異なる考え方や価値観を知り、現実社会を生きる上で必要な「多様な視点」を身に付けることができます。国際教養学部では国内外から多様な専門分野に精通した教員が集い、徹底した少人数教育を行います。英語で行われる授業も多く、実践的で高度な英語運用能力が身につきます。経済経営学専攻では、武蔵大学の学位と並行してロンドン大学の学位取得をめざす「パラレル・ディグリー・プログラム(PDP)」を提供し、世界水準の経済・経営学の知見を身につけます。グローバルスタディーズ専攻では、国際関係、コミュニケーション、文化の側面から学際的に学びを深め、地球規模の課題と向き合うグローバルリーダーを養成します。社会学部の「グローバル・データサイエンス(GDS)コース」は、新しい時代の世界共通語である「データ」と「英語」の両方を着実に身につけるコースです。データ利用スキルに関わる科目はもちろん、社会学研究やメディア研究に必要な社会調査や内容分析の方法論といった科目も数多く履修します。1年次には6週間の海外英語研修を行い、2〜3年次には協定留学や海外ボランティア、企業インターンシップなどの異文化体験・現場体験を行うことで、グローバルに活躍できる視野と能力を育成します。ゼミの武蔵ゼミで磨く世界を生き抜く力1年次から4年間、伝統の少人数教育で学びを深める国際教養学部で世界水準の学びに挑戦「データ」と「英語」両方を身につけるグローバル・データサイエンスコース13名の少人数武蔵のゼミの特徴14年間の継続武蔵のゼミの特徴2約400種類武蔵のゼミの特徴3


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