君はどの大学を選ぶべきか[電子版]2025年度版

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芝浦工業大学大学改革最前線芝浦工業大学の使命は「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」です。この使命を達成するためには、常に社会の動向に目を向け、時代に合わせて変化しなければなりません。コロナ禍をきっかけにデジタルへと大きく進展した社会は、デジタル人材の確保が急務となっています。デザイン工学部ではこのような状況を踏まえ「ユーザーに共感し、人々に共感される物事を生み出す」というデザインの特徴と、「デジタルを中心とした工学技術」をあわせ、「社会に学び、社会に貢献するデザイン人材の育成」を目的とした3つのコースへと再編します。■「デザイン思考」〜当たり前を疑う「まだ誰も気がついていない」ことを発見するには、「それが当たり前」という思い込みを払拭しなければなりません。デザイン工学部では「デザイン思考」という言葉をキーワードに、体験的リサーチを行う科目を数多く配置することで「当たり前を疑い、誰も気がついていないことを発見する」能力を養います。■「デジタル技術」〜すべてをつなげるデザイン工学部では、全てのコースでプログラミングやデータサイエンスなどの情報・デジタル技術を学ぶと共に、新たなパートナーとなる人工知能を活用した学びも行うことで、デジタル時代に即した設計技術を身につけます。■「協創」〜チカラを拡張する課題を解決し開発を推進するためには、様々な知識・背景・考え方を持つ多くの人と協働し、共に新たな価値を生み出す「協創」を積極的に行わなければなりません。新たなデザイン工学部ではコースの垣根を超え、他コースとの協働を行う科目を多く配置すると同時に、ひとつの科目でも多くの教員が参画することによって協創する能力を高めます。①プロダクトコース〜形ある製品を生み出すプロダクトコースで主に行うのは「形ある製品の開発」社会に学び、社会に貢献するデザイン人材を育成する2025年度からデザイン工学部がコース制へデザイン工学部の基本的な考え方の軸3つのコースそれぞれの特徴デザイン工学部の3コースプロダクトコース「形ある製品を生み出す技術」を中心に「機器操作や情報伝達の技術」を中心にUXコース「情報処理や分析の技術」を中心に社会情報システムコースコースの垣根を超えた協創で社会実装を目指す


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