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278世界の学界をリードし、国内外から優秀な学生、研究者が集まる学塾へ創立者福澤諭吉の「実学」の精神に基づき、学際的・国際的な教育・研究を行い、広く世界に貢献します。独立自尊――自立した人を学問で育む何者にも屈せず、誰にもおごらず、慣習や常識などにとらわれず、自分の良識と信念に基づいて考え行動する。同時に、他人もまた独立した個人として尊重する。慶應義塾の創立者・福澤諭吉は、そのような「独立自尊」の人を育むことを学問の狙いとしました。『学問のすゝめ』に“一身独立して一国独立す”と記され、人をつくれば自ずと国も成熟していく、という考え方に通じています。実学――“自分の頭で考える”学びへ福澤諭吉は「実学」に「サイヤンス」とフリガナをふりました。つまり「実学」とは、単なる実用の学ではなく、問題を発見し、仮説を立てて検証し、結論を導く、「実証科学」を意味しています。まだ誰も答えを見つけていないテーマを設定し、“自分の頭で考える”力を養うことは、慶應義塾大学における学びの柱です。半学半教――学びつつ教え、教えつつ学ぶ慶應義塾大学では、教員と学生、先輩と後輩などの立場を越え、学び合い教え合いともに成長する「半学半教」の精神が大切にされています。それはまた、奥の深い学問にゴールはなく、社会をリードする立場になっても学び続けなくてはならない、というメッセージでもあります。自我作古――前人未踏に、挑む意志“我われより古いにしえを作なす”という、前人未踏の新しい領域に挑み、目標に向かって前進し続ける志と使命感を表します。日本の近代化において、いくつもの重要な事業をリードしてきた慶應義塾の先人たちは、困難にくじけることなく、自ら先頭に慶應義塾の理念立ち身をもってこの精神を実践してきました。人間交際――人との交流が人間力を培う慶應義塾大学には、“あらゆる学問は、人と人との交流のためにある。人と人との交流の中で、総合的な人間力が培われる”という福澤諭吉の考え方に基づく「人じんかん間交際」を大切にする伝統が息づいています。それは、心を大きく豊かに育むための学びでもあります。社中協力――人のつながりを未来の力へ学生・教職員・卒業生など、目的を共有する者の集まりという意味が込められた「社中」の協力体制は、1858年の創立以来、パブリックスクール(義塾)として150年以上にわたり成長を重ねてきた原動力です。その精神は、学びの志を経済面から支える奨学制度や、さまざまな分野が柔軟に連携する総合大学としての研究環境に生かされています。日本の近代化に必要な新しい教育を、欧米視察で学ん創立以来の伝統を受け継ぐ活発な国際交流学部キャンパス文学部日吉:1年三田:2〜4年経済学部日吉:1,2年三田:3,4年法学部商学部医学部日吉:1年信濃町:2〜6年理工学部日吉:1,2年矢上:3,4年総合政策学部湘南藤沢:1〜4年環境情報学部看護医療学部湘南藤沢:1,2,4年信濃町:3,4年薬学部日吉:1年芝共立:2〜6年(薬学科)、2〜4年(薬科学科)■学科組織(募集人員)注:2023年度一般入試による募集人員●文学部人文社会学科580●経済学部経済学科630(A方式420、B方式210)●法学部法律学科230/政治学科230●商学部商学科600(A方式480、B方式120)●医学部医学科66●理工学部650機械工学科/電気情報工学科/応用化学科/物理情報工学科/管理工学科/数理科学科/物理学科/化学科/システムデザイン工学科/情報工学科/生命情報学科●総合政策学部総合政策学科225●環境情報学部環境情報学科225●看護医療学部看護学科70●薬学部薬学科(6年制)100/薬科学科(4年制)50〒1088345東京都港区三田21545慶應義塾大学入学センターTEL0354271566直通)〈HP〉https://www.keio.ac.jp/ja/admissions/慶應義塾大学資料請求ハガキ料金完成時期直接請求大学HPをご覧くださいTOPICS