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1402022年春に卒業した大学生の実就職率は、86.0%でした。コロナ禍の影響で下がってきていた実就職率は、やや上向いてきています。企業の採用意欲は衰えず、大学生の売り手市場が続いていることに加え、コロナ禍で採用が抑えられていた航空や旅行業などの就職状況が回復しつつあることが要因です。もちろん、就職状況が回復基調にあっても大学による就職支援は欠かせず、その内容が就職状況に大きな影響を与えます。ここでは、直近の大学の実就職率について、大学の規模別に掲載しました。大学選びの参考にしてください。このランキングの特徴は、東日本4位の千葉工業大学、6位の東京理科大学、8位の芝浦工業大学、9位の東京都市大学、10位の電気通信大学、西日本1位の金沢工業大学、2位の愛知工業大学、4位の大阪工業大学、6位の名古屋工業大学、8位の広島工業大学など、全国の工科系大学が数多くランクインしていることです。実就職率は“理高文低”(理実就職率(%)は、就職者数÷〔卒業生(修了者)数-大学院進学者数〕×100で算出。大学院への進学者数が未集計の大学は、実際の実就職率が掲載している率より高いことがある。文部科学省では、就職率を「就職希望者に占める就職者の割合」で算出することを推奨しているため、各大学が公表している就職率と異なる場合がある。データに一部の学部・研究科を含まない大学がある。学部系統別は、系統別に学部実就職率上位校を掲載した。卒業生が80人未満の小規模な学部、通信教育学部、二部・夜間主コースのみのデータは掲載していない。各系統は、主に学部名称により分類したため、学科構成や教育の内容が似ていても掲載していないものがある。データを未回答、または未集計の大学は掲載していない。同率で順位が異なるのは、小数点2桁以下の差による。大学名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立。*印はデータに大学院修了者を含んでいることを表す。所在地は大学本部の所在地で学部の所在地と異なることがある。表の見方表は各大学の発表による2022年の就職状況。系が高く文系が低い)の傾向にあり、理工系学部の就職は好調です。総合大学は多様な学部学科の実績が合算されるため、実就職率が低くなりやすい傾向があります。そんな中でも群馬大学、福井大学、私立では名城大学などがランクインしました。昭和女子大学は、卒業生1,000人以上の女子大としては12年連続で全国トップの実就職率です。卒業生数1,000人以上全国の工科系大学が上位を占める中、女子大学では昭和女子大学が12年連続で全国トップ。東日本1※群馬大学*群馬95.32◎昭和女子大学東京94.53◎国際医療福祉大学栃木94.34◎千葉工業大学*千葉94.15◎実践女子大学東京94.06◎東京理科大学*東京93.17◎東京家政大学東京92.88◎芝浦工業大学*東京92.89◎東京都市大学*東京92.710※電気通信大学*東京92.6順位設置大学名所在地実就職率(%)1◎金沢工業大学*石川97.72◎愛知工業大学愛知97.53※福井大学*福井96.74◎大阪工業大学*大阪96.25◎名城大学愛知95.56※名古屋工業大学*愛知94.47◎中部大学*愛知94.48◎広島工業大学*広島93.49◎安田女子大学広島93.310◎日本福祉大学愛知93.3順位設置大学名所在地実就職率(%)西日本実就職率特集大学生の就職状況は…)