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FERRISUNIVERSITYん、入学後に初めて学ぶ言語でも在学中の長期留学が実現可能。長期留学者のインテンシブ・コース受講割合が90%以上という数字からもわかるとおり、充実した語学学習環境もフェリスの留学支援の一つです。多様な文化と価値観を理解し、国際社会で活躍できる人材を育成するため、海外留学制度をはじめ、さまざまな形での国際交流をサポートしています。長期留学には大きく分けて「交換留学」と「認定留学」があります。交換留学は、協定を結んでいる13か国・地域の20大学(韓国・中国・台湾・フィリピン・インドネシア・アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・ドイツ・スペイン・スロバキア・オーストラリア)に留学する制度。留学先の授業料が免除あるいは、フェリス女学院大学の授業料全額または一部相当額の奨学金が給付されます。一方、認定留学は、学生自身が選んだ海外の大学またはそれに相当する高等教育機関(大学附属の語学学校を含む)にフェリス女学院大学の許可を得て留学する制度です。いずれも、留学先で修得した単位は卒業に学部・学科組織フェリス女学院大学入試課〒245-8650神奈川県横浜市泉区緑園4-5-3☎045-812-9183https://www.ferris.ac.jp/fromferris/本文422・423ページもご参照ください文学部英語英米文学科日本語日本文学科コミュニケーション学科国際交流学部国際交流学科音楽学部音楽芸術学科必要な単位として認められ、卒業要件単位が満たされれば、4年間で卒業できます。そのほかにも、文学部英語英米文学科の学生を対象にした留学制度「セメスター・アブロード」があり、1学期間、ホームステイをしながらニュージーランドまたはアメリカ・ハワイの協定大学で集中的に英語を学ぶプログラムも用意しています。また、短期留学としては、おもに夏季・春季休暇期間に海外の大学などで2〜4週間の短期集中プログラムを実施し、約140名の学生が参加しています。協定校は海外20大学!充実の留学制度もう一つの学び副専攻制度を開始2023年度から、全学部学科横断型の副専攻制度を導入します。専門知識を深める各学部・学科での学びに加えて、「今」の時代を生きる女性に必要なスキルを身に付けられる仕組みです。リベラル・アーツ教育を重視する伝統のもと、フェリスでは、従来から学部や学科を超えて学べる「開放科目」を設けています。開放科目は、学生がそれぞれの興味関心に応じて自由に選択して履修するもので、専門以外の分野へも視野を広げた学修ができます。2023年度にスタートする副専攻制度は、多種多彩な開放科目の中から特定のテーマについて体系化したカリキュラムを構成し、系統立てて学ぶことにより、実践的なスキルを身に付けることを目指します。副専攻は「ジェンダーとキャリア」「デザインと表現」「データサイエンス」の3つ。希望者全員が履修でき、複数の副専攻の履修も可能です。副専攻修了時には「修了証」が授与され、就職活動にも生かせます。●ジェンダーとキャリア女子大ならではの観点からジェンダーについて独自の視点を育み、社会で活躍する先輩方の姿を通して自身のキャリアを考える二段構えの構成になっています。「ジェンダー・スタディーズ・コース」では、ジェンダー論の専門家が政策や文化などの多様な視点から講義を担当。コース修了後、希望者にはプロジェクト型の演習によるリーダーシップ養成コース「ジェンダー・キャリア・コース」も開講しています。●デザインと表現感性と論理力を鍛え、実社会で役立つ確かなスキルの獲得を目指します。文化表現の基礎や美術史、建築史、デザイン史を学び、「ファッション、スペース」「メディア、プロダクト」「グラフィック、エディトリアル」「コミュニケーション、ビジネス」「サウンド、ビジュアル」の多様な表現手段について知識を深め、他者に対してわかりやすく効果的に「伝える」技術を身に付けます。●データサイエンス基礎、応用、プログラミングの3段階で学びを展開。仕組みを理解しながら、数理的思考や実践的なスキルを修得します。情報リテラシーやAIに関する初歩的な知識からアプリケーションを用いた分析やプログラミングまで、積み重ね型のプログラムを展開。データを活用して社会の課題を解決する力を養成します。ジェンダーとキャリアデザインと表現3つの副専攻データサイエンス