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大学改革最前線フェリス女学院大学現代社会で求められる教養と言語運用能力を身に付け新しい時代を切り拓く女性を育成フェリス女学院は1870年、アメリカの女性宣教師メアリー・E.キダーにより日本初のミッション系近代女子教育機関として誕生。キリスト教を教育の基本精神に置き、豊かな教養と知性を身に付けた“新しい時代を切り拓く女性”を社会に送り出しています。150年以上の長い歴史のなかで大切にしてきたのが、「他者のために」という意味を持つ「ForOthers」という教育理念。自分や自分に近い人だけではなく、より広い視野から他者の存在をも考えに入れて、他者のために行動することを、フェリスで学ぶ一人ひとりが受け継いでいます。フェリス女学院大学の語学教育プログラムは、「外国語“を”学ぶ」のではなく「外国語“で”学ぶ」ことが目的です。能動的・主体的な語学運用能力の養成を重視する内容で展開しています。例えば、「英語インテンシブ・コース」で毎学期開講されている『プロジェクト』科目では、教育、環境、メディアといったテーマを設定し、グループ単位でリサーチやフィールドワークなどを行い、プレゼンテーションに臨みます。さらに「英語学習ポートフォリオ」で学生一人ひとりの学修成果を可視化し、授業内で振り返りの時間を設け、次の目標達成に向けたサポートもしています。「初習外国語インテンシブ・コース」では、フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語・朝鮮語をゼロからしっかり学べます。アクティブ・ラーニング形式で専門的な知識を身に付ける『総合』科目では、学外フィールドワークも取り入れ、外国語を使って情報を収集し、思考し、発表する体験を通して、実践的な語学力と国際感覚を培うことができます。いずれも15人程度の少人数制で、きめ細かな指導を受けられるのも特徴です。これら充実の語学プログラムにより、英語圏はもちろより能動的・主体的に言語を習得先進的な語学教育プログラム先進の語学教育プログラム英語運用能力を徹底的にみがく「英語インテンシブ・コース」、フランス語・ドイツ語・スペイン語・中国語・朝鮮語のいずれかを集中的に学ぶ「初習外国語インテンシブ・コース」、英語と初習外国語をバランスよく学ぶ「2か国語履修コース」など、学部・学科ごとに多彩な語学履修コースを設けています。1年次前期フランス語Ⅰ(入門)ドイツ語Ⅰ(入門)スペイン語Ⅰ(入門)中国語Ⅰ(入門)朝鮮語Ⅰ(入門)から2科目前期前期後期後期後期2年次3年次履修する単位数初習外国語202288英語202288※※英語英米文学科生のみ12単位英語Ⅰs(読む・書く)英語インテンシブ・コース英語Ⅰs(聞く・話す)+語学コース選択、英語プレイスメント・テストなどによるクラス分け2か国語履修コース初習外国語スタンダード・コース初習外国語インテンシブ・コース英語スタンダード・コース