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大学改革最前線東京都市大学理工系を軸とする総合大学の伝統校として90年以上の歴史を刻んできた東京都市大学。1929年に工学教育の理想を掲げる学生たちが中心なって前身となる武蔵工業大学を創立して以来、根幹となる先進の工学技術、情報工学、建築分野から、情報系やデータサイエンス、幼児教育、都市環境など時代に呼応し進化し続けています。現在は、約7,000人の大学生と約860人の大学院生が世田谷と横浜のキャンパスで学んでいます。11万人以上の卒業生を輩出し、「就職に強い」大学として、実就職率ランキング*では常に上位にランクイン。また、東急グループに属する大学であることから、企業に選ばれる高い研究力があることも魅力の一つです。*実就職率(%)就職者数+〔卒業(修了)者数-大学院進学者数〕×100で算出したデータ。理工系を軸とする総合大学の伝統校2023年4月、デザイン・データ科学部を新設デザイン・データ科学部(入学定員100人)では、人と社会で起きている様々な問題や現象について、数値として把握できる定量データと、数値に表せない定性データの両面から迫ります。データサイエンスの知識と技術に裏付けられた論理的思考カ・批判的思考力、そして国際教養を通じて育んだグローバルリテラシーによって、世界のあらゆる「もの」と「こと」を読み解く能力を身につけていきます。さらに、人と社会における課題を解決に導く、新たな「もの」と「こと」を具体的に構想・設計・構築、すなわぢ“デザイン”ができる実践的な専門力を修得する(インターン型学習)」、「キャップストーンプロジェクト(総合的課題解決プロジェクト)」が必修科目となっています。東京都市大学の創立100周年(2029年)に向けた中長期計画「アクションプラン2030」の一環として世田谷キャンパスの約3分の1をリニューアルするという大改修を行っています。アクティブラーニング中心の新7号館、理工学系の研究教育の拠点となる新10号館の誕生で、大学運営の更なる効率化や教育研究上のシナジ一創出を目指します。東京都市大学NEWS(旧武蔵工業大学)2023年4月、横浜キャンパスにデザイン・データ科学部を新設世田谷キャンパス再整備事業が進行中