君はどの大学を選ぶべきか[電子版]2024年度版

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KOGAKUINUNIVERSITY先進工学部生命化学科/応用化学科/環境化学科/応用物理学科/機械理工学科(機械理工学専攻、航空理工学専攻)工学部機械工学科/機械システム工学科/電気電子工学科建築学部まちづくり学科/建築学科/建築デザイン学科情報学部情報通信工学科/コンピュータ科学科/情報デザイン学科/情報科学科※※2023年4月より、システム数理学科から名称変更。学部・学科組織工学院大学アドミッションセンター〒163-8677東京都新宿区西新宿1-24-2☎03-3340-0130https://www.kogakuin.ac.jp/工学院大学の教育を牽引するのが、最先端の研究を行う教授陣と充実した施設群です。先進工学、工学、建築学、情報学の4学部15学科に168もの研究室を擁し、研究内容も未来の発展につながる基礎的研究からすぐに社会還元される応用研究まで、幅広い分野に及んでいます。たとえば先進工学部応用物理学科の尾沼猛儀教授は、宇宙空間でも利用できる放射線に耐える半導体の研究を推進。工学部機械工学科の西谷要介教授らは、ナノテクノロジーで生物の微細構造の再現に挑んでいます。建築学部建築デザイン学科の冨永祥子教授は、木造高層ビルでSDGsを実現する「木造都市」を構想。情報学部情報科学科※の大和淳司教授はAIでビッグデータを処理し、課題解決につなげる先端的な研究に取り組んでいます。国内最大規模の産学マッチングイベント『イノベーションジャパン』(JST/NEDO主催)に、2022年は12件参加しました。SDGsを実現する幅広い分野の研究が含まれていますが、なかでも工学部の桐山善守教授が進める自転車ペダリング時の精密な股関節負担の評価装置の研究、山本崇史教授の均質化法による多孔質吸音材微視構造の設計などは将来性のある優れた研究として注目を集めています。工学院大学ではさらに産学官連携を進め、イノベーティブな研究を通した社会貢献を目指しています。学生は、こうした第一線の研究を展開している研究室に配属され、卒業研究を行います。研究室の多くは少人数制で教員や先輩との距離も近く、優れた環境で研究・教育ができるのです。本文282・283ページもご参照くださいみつばちプロジェクト養蜂から採蜜までの実体験を通じ、生態系について学びながら東京産ハチミツを使った高品質なものづくりに挑戦。学内外のイベントでミツバチを通じた環境問題の知識普及、さらには入浴剤やハンドクリームの製品化などにも取り組んでいます。ScienceCreateProject科学に関する様々な実験や工作、演示などの教材開発を通して、対象者である子どもたちに、より理科に興味を持ってもらうことを目的として活動しています。子どもたちの興味津々な反応を直接見られるため、とてもやりがいを感じることができます。工学院大学ソーラーチーム2年に1度行われる世界最大級のソーラーカーレース『ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ』での優勝を目指して活動しています。企業や団体からのサポートを受け、最先端の技術を活用しながら大きな挑戦を続けています。BirdmanProjectWendy日々の活動を通して“ものづくり”の楽しさを体感しつつ、技術力やチームマネジメント力を身につけています。2021年度は『鳥人間コンテスト』の書類選考に合格し、チームとしては6回目、2017年以来の出場となりました。結果は約10年ぶりの定常飛行に成功しました。工学院大学では課外活動においても実体験を大切にしています。その代表的なものが、自主的・能動的な理工学に関する創造活動である「学生プロジェクト」で、現在12のプロジェクトが活動中。2022年もNHKロボコンや学生フォーミュラ、ソーラーカー大会などの全国大会に出場しました。自ら積極的に知識や技術を生かしながら、試行錯誤を繰り返して気づきを得て、関心のあることを深めていく素晴らしい体験学修となっています。ものづくりや創造的活動に取り組む学生プロジェクトSociety5.0を切り拓く多彩な最先端研究


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