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133約1.5倍に増えました。新設大学だけではありません。既設の大学でも学部新設のラッシュが続き、受け皿は広がっているのです。特に4年制大学の入学者を1992年と2021年とで比べますと、およそ54.2万人から62.7万人に15.8%増えています。逆に短大入学者は減っています。この間、18歳人口は44.4%減っていますから、4年制大学への入りやすさが浮き彫りになってきています。このように、受験生は減り、大学入学者は増えているとなると、各大学にとって定員確保が厳しいことになります。その結果、定員割れの大学も多くなります。表2を見てください。これは日本私立学校振興・共済事業団調べのこの5年の定員割れ状況ですが、定員割れの私立大の割合は17年から21年まで39.4→36.1→33.0→31.0→46.4%と推移しています。定員割れ校数は景気の状況や18歳人口の増減の影響を受けて変動しています。近年は、16年大学受験入門講座0200万人(100%)100万人(50%)50万人150万人18歳人口高校卒業者数志願者総数大学・短大入学者数大学進学率201204205198186166159113808011015517316816215515115115014614113713313012412212312112056.56.710610610410251.746856.255.10510510950.849.51.57272746768676756.510751.5726856.857.357.58.158.59.110610810652.052.653.53.754.55.172727170736869736868681201201191191181181171171141121101061091369376133897413313188738873144997815010579177117176181121121818180180120771771167324.25.526.428.030.132.133.434.36.438.239.739.940.541.342.44.246.47.249.150.21288572124837012011711510910710680787774706970687475686990'91'92'93'94'95'96'97'98'99'1'2'3'4'5'6'7'8'9'10'11(平2)(平3)(平4)(平5)(平6)(平7)(平8)(平9)(平10)(平11)(平12)(平13)(平14)(平15)(平16)(平17)(平18)(平19)(平20)(平21)(平22)(平23)'12(平24)'13(平25)'14(平26)'15(平27)'16(平28)'17(平29)'18(平30)'19(令元)'20(令2)'21(令3)'22(令4)'23(令5)'24(令6)'25(令7)20036.43.345.46.249.149.148.648.649.049.37.738.940.947.51.552.53.756.855.350.956.248.2大学・短大進学率表118歳人口と受験生数の推移表2この5年の私立大の定員充足率計581582587593597352372393409320満たしている大学数8254463078充足率50〜80%未満88694充足率30〜50%未満03013充足率30%未満139145143144192充足率80〜100%未満20172018201920202021