君はどの大学を選ぶべきか[電子版] 2023年度版

全国の主要国公私立大学・短大を網羅。新設学部・学科からユニークな施設設備まで、各大学の最新情報をコンパクトに紹介しています。キャンパスライフや取得資格、就職状況、入試方式など気になる情報も満載。 興味ある大学・短大のパンフレットをまとめて請求できる「パンフレット一括請求サービス」にも連携しています。


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日本でも最大規模の法学部であるからこそ、教員は学生との距離をとても大事にしています。2年次以降も学年ごとに学生の志向や関心に応じた少人数クラスの演習やゼミを用意しており、法律学科の場合、7割強の学生が履修しています。―インターンシップに力を入れていると聞きます。国内と国外でインターシップを実施しています。23年以降、国内インターンシップを整理して、法務インターンシップと行政インターンシップにまとめて提供します。法務インターンシップは法律学科の学生がメインとなり、法律事務所などで行います。実際の仕事を目の当たりにすることは、法曹となるモチベーションアップにつながると思います。各省庁や自治体で行う行政インターンシップは政治学科の学生と共に、公務員志望の学生もターゲットとして展開するプログラムになります。国外インターンシップはスイスなど海外の国際機関でおこなっています。―学生の移動において都心のキャンパスはプラスですね。東京は機能が都心部に集中しているので、キャンパス移転で学生の動き方が変わると思います。インターンシップ以外にも、授業の合間に博物館や美術館に行ったり、ボランティアに参加したりと学びのフィールドが広がるので、充実した学生生活が送れます。特に4年生は、就職活動と授業の両立がしやすくなるメリットがあります。―司法試験の支援体制に変化はありますか。伝統と実績から“法科の中央”といわれる期待にたがわぬよう、これからも努力していきます。多摩キャンパスには、法曹を目指すための勉強に専念できる学修環境が用意された「炎の塔(多摩学生研究棟)」があり、開門から閉門時間まで学生が勉強に励んでいます。新キャンパスでも継続する伝統の司法試験支援体制入学1年2年3年4年5年6年7年8年法学部のAさん(18歳)の場合法曹コースのBさん(18歳)の場合法学部4年法科大学院2年司法修習司法試験法曹コース3年法科大学院2年在学中受験早期卒業22歳で卒業24歳で修了法曹資格取得法曹資格取得従来は法曹となるまで最短約8年最短で約6年に!(法曹コース+在学中受験)大学入学から最短約8年で法曹資格取得大学入学から最短約6年で法曹資格取得従来の制度では、左のように、法曹となるまで最短約8年間の時間が必要でした。司法修習司法試験21歳で卒業23歳で卒業最短の場合●法曹コース3年間+法科大学院2年間の新制度が始まりました!2019年度入学生より、法学部を3年で早期卒業することをめざす「法曹コース」を選択することで、従来より約2年早く最短約6年で法曹資格を取得できるようになりました。法曹への新しい道一定の条件を満たした希望者は、法科大学院在学中に司法試験を受験することも可能になります。※法曹コース出身者以外の方も在学中受験することが可能です。法曹コースは、学部の早期卒業(3年で卒業)を前提とし、これまでよりも1年早く法科大学院に進学することが可能です。


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