君はどの大学を選ぶべきか[電子版] 2023年度版

全国の主要国公私立大学・短大を網羅。新設学部・学科からユニークな施設設備まで、各大学の最新情報をコンパクトに紹介しています。キャンパスライフや取得資格、就職状況、入試方式など気になる情報も満載。 興味ある大学・短大のパンフレットをまとめて請求できる「パンフレット一括請求サービス」にも連携しています。


>> P.110

―茗荷谷キャンパスに移転する経緯から教えてください。法学部を都心の茗荷谷キャンパスに移転する第一の目的は、“LAW&LAW”つまり、法曹一貫教育を強化するためです。法学部と法科大学院が相互に密接に連携しながら法曹を養成する法曹教育の一貫性を考えた時、同じキャンパスにあった方が目的を達成しやすい。そのため、法学部の移転と同時に、法科大学院を市ヶ谷キャンパス(東京都新宿区)から、茗荷谷キャンパスと地下鉄一本でつながる駿河台キャンパス(東京都千代田区)に移転します。―学部と大学院が近接するメリットは。19年から、学部を3年で早期卒業した後、法科大学院で2年間学んで司法試験合格を目指す、いわゆる“3プラス2”と呼ばれる一貫教育プログラムが始まりました。プログラムの一期生となる現3年生は、この夏に最初の大学院入試が終わりました。この学生が、大学院で学んで2年後にどのような成果がでるのか、法曹養成中央大学都心へのキャンパス移転で伝統の法学教育が深化法学部法律学科/国際企業関係法学科/政治学科中央大学・法学部は、2015年に策定した中長期事業計画「ChuoVision2025」に基づき、23年4月に1年生から4年生まで、およそ5,700人の学生が多摩キャンパス(東京都八王子市)から茗荷谷キャンパス(東京都文京区)に移転し、新たな法学教育を展開。キャンパス移転の背景と狙いについて、法学部長の猪股孝史教授に話を伺いました。茗荷谷キャンパス外観イメージ/大学施設のほか、文京区の地域活動センターや保育所などが併設される予定で、地域との共生、地域への貢献を目指します。春日通り側コリドール内イメージ/中央大学の前身である英吉利法律学校の赤レンガ造り校舎をモチーフとしつつ、低層階には、旧駿河台校舎と同じ尖塔型アーチを取り入れています。1889年英吉利法律学校校舎1926年駿河台校舎


<< | < | > | >>