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KANSAIUNIVERSITY法学部文学部経済学部商学部社会学部政策創造学部外国語学部学部組織関西大学入試センター入試広報グループ〒564-8680大阪府吹田市山手町3-3-35☎06-6368-1121(大代表)https://www.kansai-u.ac.jp/nyusi/人間健康学部総合情報学部社会安全学部システム理工学部環境都市工学部化学生命工学部本文562・563ページもご参照くださいタ収集・表現、統計的分析に関連する講義・実習科目を集約し、データサイエンス技法を段階的に修得していきます。関西大学は、人間、地球、豊かさのことを考え、国際社会の協働的パートナーシップの下、自由で平和な世界を実現できる「考動力」と「革新力」を兼ね備えた人材を育成し、SDGsに資する研究や社会貢献を展開しています。そこで「SDGs推進プロジェクト」を設置し、SDGsの推進に積極的に取り組んでいます。具体的には、全学部生を対象とし、全学部の教員がリレー形式で講義を担当する「SDGs入門」、企業・自治体の具体的な取り組み事例から学ぶ「SDGs実践」という授業を開講し、文理関係なく、多角的な視点からSDGsを考える内容となっています。また、連携協定を結ぶ法政大学との共催で、「SDGsアクションプランコンテスト」も開催。このイベントは、学生チームがSDGsに貢献する取り組みを企画・提案し、コンテスト形式で顕彰するものです。大学で得た知識や柔軟な発想を生かしたプランが発表されており、学生の主体的な学びを促進しています。さらに、「関西大学SDGsパートナー制度」を制定し、企業、自治体、教育機関、団体などとパートナーとして連携して、産・官・学協働の多彩なプロジェクトを展開しています。例えば、パートナーを組むNTTドコモが開発した食品ロスの削減につながるシステムにおいて、学生が実証実験、普及活動に協力しています。パートナーとなる団体は、大企業から地域密着型企業まで規模も幅広く、製造業や金融業、メディア、行政など多岐にわたる業種・分野の団体と提携しています。相互の人的、知的資源の交流と物的資源を活用することで、SDGsのより一層の推進を図ります。そして、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、「TEAMEXPO2025」プログラムに共創パートナーとして参画しています。このプログラムは、様々な参加者が主体となって、理想としたい未来社会を共に創り上げていくことを目指す取り組みです。その目的は、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献することにあります。関西大学のSDGsの普及・達成のための取り組みは、キャンパス内にとどまらず、広く社会に向けて拡大しています。千里山キャンパス内に、低年次から活用できるキャリアデザイン促進空間「キャリアデザインラボ」を開設。従来、学生たちは、センターを利用するにはある程度準備をしてからでないと…と身構えてしまい、「センターの利用方法がわからない」、「利用のハードルが高い」といった悩みの声があがっていました。そこで、設置されたのがキャリアデザインラボ。「進路を考えるための身近な施設として、より多くの学生に気軽に活用してもらいたい」という想いから生まれた施設で、キャリアセンターにおける本格的な相談を受ける前段階の気軽に利用できるクッション的な役割を果たしています。ラボでは、就職活動を始める前段階の学生に向けた、興味関心を広げるワークショップや学内イベントの紹介、企業コラボイベントなどを実施しています。また、進路が決定した先輩学生や常駐のスタッフを配置し、学生生活の悩み事や困りごとを相談することができます。何気ない雑談や先輩との交流が、キャリアステップの第一歩となり、将来のキャリアデザインを考える時間となります。その他、キャリア・就職関連書籍の閲覧(貸出も可)やPC利用なども可能。また、OB・OGとのキャリア支援ネットワーク組織「関西大学キャリアアドバイザーネットワーク(KU-CAN)」があり、キャリアセンターと卒業生との連携による充実した支援も行っています。「考動力」溢れる学生を育成KANDAIforSDGs身近な就活支援を実現キャリアデザインラボ