君はどの大学を選ぶべきか[電子版] 2023年度版

全国の主要国公私立大学・短大を網羅。新設学部・学科からユニークな施設設備まで、各大学の最新情報をコンパクトに紹介しています。キャンパスライフや取得資格、就職状況、入試方式など気になる情報も満載。 興味ある大学・短大のパンフレットをまとめて請求できる「パンフレット一括請求サービス」にも連携しています。


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青山学院大学大学改革最前線青山学院大学は、大学の開学から70年以上、学院の創設からは145年以上にわたり「地の塩、世の光」をスクール・モットーとして、地球社会を見据えた国際教育を展開してきました。伝統と学風を継承しながらも、時代に対応した改革を推進し、2021年4月には理工学部物理・数理学科を改組して物理科学科と数理サイエンス学科を設置し、2022年4月には法学部にヒューマンライツ学科を開設。2021年度からは、入学者選抜を大幅に改革しています。今後も、教育研究の高度化と世界に開かれた大学づくりに向けて、先駆的な取り組みを行っていきます。2021年度より、高校までに培われた受験生の力をより多面的かつ総合的に評価する入学者選抜を実施しています。実施している選抜は、一般選抜(個別学部日程)、一般選抜(全学部日程)、大学入学共通テスト利用入学者選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜、その他の選抜の6方式。中でも一般選抜(個別学部日程)は、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)を積極的に活用。共通テストで基本的な「知識・技能」を測り、大学独自の試験では記述式を含む総合的な問題・論述などを課し、入学後の教育につながる「思考力・判断力・表現力」を評価します。なお、学部・学科・方式により、共通テストを併用しない方式も実施しています。一般選抜(全学部日程)では共通テストを利用せず、マークシート方式の独自問題で選考します。また、大学入学共通テスト利用入学者選抜は全学部で実施し、共通テストの成績のみで合否を判定します。総合型選抜と学校推薦型選抜では、個別の試験や小論文等とともに、高等学校の調査書(学校推薦型選抜では推薦書も)や志望理由書、面接や口頭試問、プレゼンテーション等により多面的、総合的な評価を行います。記述式・論述式の問題が増え、暗記中心の学習で対応できた従来の試験から脱却することで、各学部のアドミッションポリシーを反映した選抜を実現しています。そして、高校までの学びをスムーズに大学教育に接続し、「自ら考え、主体的に学ぶ」素養を持った新入生の力をさらに伸ばしていくのが、全学共通教育システム「青山スタンダード」科目です。「青山スタンダード」によって、すべての学生が大学で学ぶ基礎的なスキルや幅広い教養を身につけ、より専門性の高い研究へ移行する土台と豊かな人間性を育んでいきます。高校教育から大学教育へ、一貫した方針のもとでスムーズな接続を図ることが、青山学院大学の入学者選抜の大きな目的です。「自ら考える力」を持った人材を育成するために高大接続を重視する入学者選抜を推進思考力・判断力・表現力を重視した入学者選抜を実施①一般選抜(個別学部日程)独自問題大学入学共通テスト(※1)大学入学共通テスト学部・学科が指定する教科・科目の成績大学入学共通テスト学部・学科が指定する教科・科目の成績大学入学共通テスト学部・学科が指定する教科・科目の成績英語資格・検定試験(※2)英語資格・検定試験【出願資格として利用】(提出必須)■国際政治経済学部(一部の学科・方式を除く)■総合文化政策学部(一部の学科・方式を除く)独自問題②一般選抜(全学部日程)全学部・全学科、同一日に実施します。③大学入学共通テスト利用入学者選抜④学校推薦型選抜⑤総合型選抜⑥その他の選抜学部・学科により右記・のいずれかの形態で実施します。独自問題書類審査面接独自問題書類審査面接独自問題独自問題独自問題入学者選抜種別英語資格・検定試験【出願資格として利用】(提出必須)(※1)大学入学共通テストの「英語」の得点を扱う場合には、リーディング100点、リスニング100点の配点比率を変えずにそのまま合計して200点満点としたうえで、各学部・学科が定める外国語の配点に換算して利用します。(※2)英語資格・検定試験の扱いに関する詳細は、各入学者選抜要項および大学ウェブサイトで確認してください。2022年度入学者選抜(参考)


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