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立教大学大学改革最前線立教大学の歴史は、1874(明治7)年、「キリスト教に基づく教育」を建学の精神に、聖書と英学を教授する私塾として創設された「立教学校St.Paul'sSchool」から始まります。人間をあらゆる束縛から解放し、自由に真理を追い求めることのできる場へと導こうとする、創立当初から携えてきた真理探究への姿勢は、知性、感性、身体のバランスのとれた人材を育てる「リベラルアーツ」の教養教育として、現在まで立教の精神に脈々と受け継がれています。こうした伝統を重んじながら、立教大学は新たなステージに進むべく、2024年の150周年に向けた国際化戦略「RikkyoGlobal24」を策定し、グローバル化を進める24の取り組みを始動。文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援(グローバル化牽引型)」にも採択され、世界で際立つ大学への改革を進めています。国際交流協定校数は世界43か国200校以上。海外インターンシップや国連ユースボランティア、体験型プログラムなど、全学生が海外を経験できるように様々な海外研修・留学プログラムを展開しています。在籍する外国人留学生も多い立教大学では、学生間の異文化交流促進のための「グローバル・ラウンジ」を池袋・新座の両キャンパスに設置。国際交流や異文化体験、海外留学支援を目的とした各種イベントを開催。多様なバックグラウンドをもつ学生と共に学び、日常的に交流する機会は、グローバル社会をリードする力を養う貴重な経験となります。すべての学部において1年次は必修科目で英語4技能*を総合的に学びます。「英語ディスカッション」では英語で表現する力を養い、使える英語運用能力を身につけます。「英語ディベート」では英語で社会問題について討論を行い、論理的に考える力や他者と議論する力を鍛えることで、段階的に英語力を伸ばします。2年次以降、「CLIL科目」「学部EMI科目」で、経済学や法学、社会学など、学部ごとの専門領域を英語で学び、世界と共に生きるグローバルリーダーを育成します。*Listening,Reading,Speaking,Writingグローバル社会に対応キャンパスでできる異文化交流4年間で身につける“一歩進んだ”英語運用能力英語教育とリベラルアーツの伝統を受け継ぎながら、進化を続ける“自由の学府”新英語教育カリキュラムにおける4年間の学びの流れ英語4技能を備えた入学者の受け入れ自ら考え、行動し、世界と共に生きるグローバルリーダーへ1年次必修科目2年〜4年次自由科目1年次必修科目英語ディスカッション英語で積極的にコミュニケーションを行う英語ディベート英語で批判的・論理的に議論を行うReading&WritingPresentatione-learning学生の海外留学の促進、外国人留学生の受け入れ拡大〈レベル別クラスで開講〉学部EMI科目英語で学部の専門科目を学ぶCLIL科目(初級・中級)英語で専門科目を学ぶための基礎を身に付ける