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学科などの新しいタイプの学部・学科を設置しています。一方、商学部では流通やマーケティングを中心に、企業間の商取引について学びます。また、社会情勢の変化により会計学科や商業・貿易学科、観光マネジメント学科など、特定分野に焦点を当てた学科も増えています。より専門的に、経済・経営について学びたい人向けにビジネススクールやアカウンティングスクールを設置している大学もあります。経営管理の専門家を育成するビジネススクールでは、国内外のビジネスに有効なMBA(経営学修士)の資格を取得できます。一方、アカウンティングスクール(会計大学院)では、会計・ファイナンスなどについて専門的に学びます。法科大学院と同様、国家試験と連動した専門職大学院で、一定の教育課程を修了すると、公認会計士試験の試験科目が一部免除されます。社会学系統社会学・社会福祉学系統〜社会学、社会科学、社会福祉学部など〜社会学では、現代社会が抱えているさまざまな問題を扱います。学べる内容は多岐に渡っており、大学によってカリキュラムが大幅に異なります。一方、社会福祉学は、近年の超高齢時代を迎えて、需要が高まる社会福祉士や介護福祉士などの資格取得に向けた教育が行われています。●社会と人間の関係を多方面から学ぶ日常生活に生じるさまざまな現象や出来事が社会とどうかかわっているかを学ぶのが社会学です。文化や民族、労働、家族、ジェンダー、メディアなど、その領域は多岐に渡っています。この分野の学部・学科では、「社会」の多面的な姿を研究し、さまざまな問題を総武蔵大学社会学部庄司昌彦教授世界共通語の「データ」と「英語」を活用するスキルを磨く武蔵大学のグローバル・データサイエンスコースは、社会学部ならではの文理融合的な学びが特徴です。データを取り巻く社会状況を理解し、影響力を考えながら伝える、社会科学的な手法で問題解決を提案します。例えば感染症対応など公衆衛生の場面では、感染者数のデータを読むだけでなく、医療が破綻しないゆるやかな終息方法を考えたり、経済状況の悪化によるひずみを考慮していきます。授業では、考える力を鍛えるクリティカル・シンキングや、企業が使う大規模データの分析といった実践的な学びを用意し、企業の現場でデータ収集から分析まで体験するインターンシップ制度も設けています。データサイエンスを学ぶ上では、ソーシャルメディア上の噂話やデマに操られず、事実を見出す力、情報を正しく伝える技術も求められます。身近な問題も広い視野でとらえて原因と結果を考えることを大事にしてほしいですね。また、データ同様、世界共通語である英語も徹底した習得を目指して、英語で社会学を学び、コミュニケーションスキルを磨きます。海外研修や国際ボランティアなど、グローバルな視野を深める機会も豊富です。162