>> P.84
同志社大学大学改革最前線1875年、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」という教育理念のもと、新島襄は京都の地に同志社英学校を創立しました。新島はアメリカで「良心」と「自由」の大切さに感銘を受け、同志社の礎となる「一国の良心」ともいうべき人物を養成することを目標に掲げました。以来、「良心を手腕に運用する人物の養成」をめざす同志社の教育は145年を超える歴史の中で受け継がれ、高い志を持った多くの人物を輩出しています。京都に今出川校地と京田辺校地の2つの学修校地を有しています。また、全ての学部が4年間同一校地で学修を完結できる体系的で一貫性のある教育体制を展開しています。京都市内にある今出川校地は、リベラルアーツ型教養教育及びゼミナールを中心とした専門教育を展開する文系学部の教育拠点として、一方の京田辺校地は、国の定める「関西文化学術研究都市」に位置し、理系・文理融合系を中心とした教育拠点となっています。両校地とも関西主要都市からアクセスのよい場所にあるのも魅力です。今出川キャンパス「良心館」には、日本の大学では最大級のラーニング・コモンズを設置。大がかりなセミナーやイベント開催・プレゼンテーションを行うスペース、ポスターセッションやワークショップに対応したエリア、グループ学習や懇談をカジュアルにできるコーナーなどが配置されています。また、大きな画面で海外放送を見ながら情報交換ができ、留学生を相手に気軽に自分の語学力を試したり、留学コーディネーターに留学相談ができるエリアもあります。ほかにも、大学院生などの支援スタッフによる情報検索方法、プレゼンテーション技法などのアカデミックスキル指導を受けることができるなど、フレキシブルな空間と多様な設備、人的サポートが揃っています。京田辺キャンパスにも、ラーネッド記念図書館の1階にラーニング・コモンズがあり、学習支援スタッフが常駐し、学生のさまざまな学習相談に対応しています。ワンキャンパスでの学び2校地における教学体制教育あり、智識あり、品行ある自治自立の人を育てる