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京都産業大学大学改革最前線一拠点総合大学の特長を活かし、世界に通用する人材を育成する京都産業大学は、創設者の荒木俊馬の「世界の人々の平和と幸福に貢献する人材の育成」という「建学の精神」を不変の理念として受け継ぎ、2030年に向けた中長期の行動計画である「神山STYLE2030」のもとで新たな挑戦を推し進めています。京都産業大学は大学像として「むすんで、うみだす。」と、学生像として「むすぶ人」をスローガンに掲げ、上賀茂・神山の地に約15,000名の学生が集う、ダイナミックな教育研究環境の実現に向けて、これまでにないスピード感のある教学改革を実践しています。2014年4月の外国語学部再編に始まり、文化学部京都文化学科、理学部宇宙物理・気象学科、現代社会学部、情報理工学部、国際関係学部、生命科学部の新設、経営学部の再編と、学部・学科の改革を進めてきました。2021年4月には、文化学部京都文化学科に観光都市・京都を拠点とする大学であることを活かした、文化学を実践的に学べる「観光文化コース」を新設するほか、現代社会学部、外国語学部、文化学部に属する学科の教育課程の充実を図り、入学定員を増員します。今後も常に革新する姿勢を持ち続けながら、一拠点総合大学の特長を最大限に活用して、さらなる高みに挑戦する気概で世界に活躍の場を求めて雄飛していく人材の育成に取り組みます。文化学部京都文化学科では、従来までの「京都文化コース」「英語コミュニケーションコース」に加え、「観光文化コース」を新設。観光という事柄を人々の交流・相互理解の場、さらに新たな文化が創造される機会ととらえ、京都の地に受け継がれてきた伝統や文化を理解・解釈し保存・活用しながら、いかに未来に伝えていけばよいのかを探究していきます。「観光文化コース」では、「文化事象としての観光」「地域社会と観光」「文化財と観光」の3つを学びの柱としています。また、コースに限らず、京都文化学科では、京都に位置するという絶好のロケーションを活かし、伝統行事や宗教神事の運営、社寺・遺跡・文化財の実地調査など、京都をフィールドに実践的な学びを通じて、京都文化の「本物」に触れ、京都文化の本質を探究していくための多彩な科目を開設。京都の地で京都文化を学ぶ醍醐味が実感できます。文化学部京都文化学科「観光文化コース」を新たに設置上賀茂・神山の地から雄飛する大学3学科の学びが充実し、入学定員も増員文化学部京都文化学科100名→150名入学定員50名増現代社会学部健康スポーツ社会学科100名→150名入学定員50名増外国語学部アジア言語学科125名→130名入学定員5名増