君はどの大学を選ぶべきか[電子版] 2022年度版

全国の主要国公私立大学・短大を網羅。新設学部・学科からユニークな施設設備まで、各大学の最新情報をコンパクトに紹介しています。キャンパスライフや取得資格、就職状況、入試方式など気になる情報も満載。 興味ある大学・短大のパンフレットをまとめて請求できる「パンフレット一括請求サービス」にも連携しています。


>> P.68

日本女子大学大学改革最前線日本女子大学は、1901(明治34)年、20世紀の初頭に、「女子を人として教育する」ことを第一の目標にかかげ、女子教育の先覚者・成瀬仁蔵によって創立されました。以来、女子高等教育のパイオニアとして、多くのすぐれた女性を世に送り出してきました。創立者成瀬仁蔵は建学の精神として、女子を「人として教育すること」「婦人(女性)として教育すること」「国民(社会人)として教育すること」の三方面から女子高等教育の方針を掲げ、自発性を重視しました。教育理念の集大成である「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」の三綱領は、いまも受け継がれています。現在、家政学部・文学部・人間社会学部・理学部からなる女子の総合大学です。情報化、国際化、そして高齢化の進む社会の要請に応えるため、人間と社会、文化に対する深い総合的理解と問題解決能力に長けた人材の育成をめざします。日本女子大学は、女性の進路を切りひらき、多彩な分野で活躍するすぐれた卒業生を多数輩出しています。女性がさまざまな分野で自分の能力を発揮できるように、女子大学には女性の生涯にわたる生き方の方向性を多様なバリエーションのなかで提示できるという利点があります。日本女子大学には、在学中から卒業後のライフプランまで、さまざまなライフステージをサポートし続ける体制が整っています。目白キャンパスは、大学での具体的な学びの「場」となる施設設備も充実しています。2019年4月に、ラーニング・コモンズを備えた知の拠点、新しい図書館が開館しました。ラーニング・コモンズでは、少人数による授業をはじめ、各種ミニ講座や、学部生・大学院生によるラーニング・サポーターによる学修相談を行い、学生たちがコミュニケーションを深めながら自発的に学んでいます。明るい空間の中に、創立者の教育方針である「自学自動」、すなわち自ら学び自ら行動する学修姿勢を促すための環境が整った図書館です。日本女子大学は、少人数による教育を行い、学生一人ひとりの主体性を生かした学修活動を展開しています。ラーニング・コモンズでの授業風景日本女子大学家政学部児童学科食物学科住居学科被服学科家政経済学科食物学専攻管理栄養士専攻日本文学科英文学科史学科文学部居住環境デザイン専攻建築デザイン専攻将来につながる17の“学びフィールド”※2021年4月、人間社会学部は目白キャンパスに移転します。知の拠点、図書館が開館「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」の理念でわが国の女子教育発展に貢献創立120周年を迎える2021年4月、目白キャンパスに4学部15学科を統合数物科学科物質生物科学科理学部現代社会学科社会福祉学科教育学科心理学科文化学科人間社会学部


<< | < | > | >>